「糖質=太る」と思っていませんか?
PONOVO LIGHT宇治大久保店です。
ダイエットを決意し、「まずは糖質を制限してみよう!」と考える方は多いと思います。皆さんは「糖質=太る」のイメージをお持ちではありませんか?正しい知識を持ち、正しい摂取方法であれば糖質で太ることはありません。
最近では「糖質制限」「低糖質」「ケトジェニック」「ロカボ」など様々な糖質の調整方法が存在します。まずは糖質について特徴を紹介していきます。
・そもそも糖質とは?
糖質を語るには、まず三大栄養素「タンパク質」「脂質」「炭水化物」のカテゴリー別の理解が必要になります。さらに炭水化物を細分化すると、糖質と食物繊維に分けられます。
つまり糖質は炭水化物の一部なのです。米やパン、麺類などの主食が主に糖質に分類されます。
糖質の働きは身体の主なエネルギー源になります。トレーニングなど運動で身体を動かすときのエネルギー、勉強など頭を働かすときのエネルギーとして、糖質が優先的に使われます。人間の糖質は、車で例えるならガソリンをイメージされると良いでしょう。
・なぜ糖質を抜くと痩せるの?
糖質1gを摂取すると、水分3gも一緒に体内に取り込まれると言われています。つまり糖質を抜くようなダイエットでは、身体の水分が減っていくことになるのです。これが糖質制限のメカニズムです。
実際に糖質を抜くと一時的にみるみる体重は落ちていきます。これを体感すると、糖質制限ってすごい!と感じてしまいます。
ところが、実際は体重が減っていても脂肪が減っているわけではないのです。先述しましたが、この体重の減少は体内の水分量が減っているだけなのです。ここが非常に重要なポイントになってきます。
つまり超短期的なダイエットでは成功したように見えますが、それは体重という数字だけが減るのであって、見た目は水分が抜けただけで、萎んで見えてしまします。
しかし長期的に見れば、身体の水分量を減らすことには限界があり、ある一定のところで停滞してしまいます。体重を減らすことだけでなくメリハリのある身体を目指していきましょう。
・糖質制限の落とし穴
先述したとおり、糖質制限である程度体重は落ちます。しかしそこには大きな落とし穴があります。いわゆる、うまい話には裏があるということです。
糖質を抜くことで身体にどんな変化が起きるのか、それは、身体はエネルギー不足の状態に陥ってしまいます。車であればガソリンがなくなれば動かなくなりますが、人間ではそうはなりません。糖質というエネルギーが体内からなくなっても動き続けることが出来ます。
なぜ動き続けることが出来るのかというと、それは自身の筋肉を分解し、エネルギーを作り出すことが出来るというメカニズムになっているからなのです。
糖質を抜くことによってエネルギー不足が続くと、みるみる筋肉が減っていきます。筋肉が減るということは、代謝が落ち、着々と痩せにくく太りやすい身体へと変化してしまいます。
過度な糖質制限ダイエットで、目標の体重まで痩せることが出来たとしても、そこから普段通りの食事に戻せば、加速度的に太っていき、元の体重、もしくはそれ以上に体重が増えてしまう可能性が大きくなります。
「糖質制限」→「体重(水分)減少」→「筋肉(代謝)減少」→「痩せにくい身体」→「リバウンド」
このループが糖質制限の落とし穴になります。
・糖質の正しい知識を持てば太らない
「糖質は太るのか」に対しての答えは「いいえ」です。先ほども紹介したとおり、糖質はエネルギーとして消費され、基本的には必要量を摂取していれば脂肪には変換されません。
しかし、エネルギーとして消費されなかった分が脂肪に変換されてしまうので、そこには注意が必要です。摂取量も大切ですが、摂取タイミングも重要になってきます。
一般的なライフスタイルから見れば朝・昼は活動が多いので朝食・昼食は糖質をしっかり摂取するべきです。朝・昼食時に糖質摂取が少ないと身体はエネルギー不足に陥り筋肉が分解され、代謝が落ちてしまいます。
対して夜は基本的に食事後の活動が少ないので糖質の取り過ぎは注意が必要です。(夕食時のみ糖質を抜く方がいらっしゃいますが、これも注意が必要です。)
糖質の正しい摂取量や、正しい摂取タイミングを理解していれば、決して太ることはありません。正しい知識を持って糖質と向き合っていきましょう。
・糖質摂取で脱リバウンド
一時的なダイエットに成功してもすぐにリバウンドしてしまうのは、過度な糖質制限が原因かもしれません。トレーニングをしながら糖質をしっかり摂取することで代謝の低下(筋肉の分解)を防ぎダイエット後も痩せやすく太りにくい身体を手に入れることが出来ます。
リバウンドを防ぐためには糖質の正しい知識を持ち、正しい方法で実践していくことが大切になります。
当店では独自のメソッドで正しい食事指導をさせていただきます。共に痩せやすく太りにくい身体を作り上げていきましょう。
0コメント